空き家調査に行ってきました!
こんにちは。手島不動産の手島です。
タイトルの通り自転車で町内をまわってきました。目的は「空き家調査」です。
香春町に住んで早5年。空き家調査やポスティング、挨拶回り、相談会・・・と色々なことをやってきました。とはいえ、まだまだ5年。もう一度
初心に戻り、フィルターをかけず(何も考えずに)自転車で町の様子を見てみました。
そこで気づいたことを羅列してみました。
空き家も多かったんですが(1時間で10軒程度見つけました)、見つけたものに関しては活用がどうこうというよりも、もう壊すしかないなと感じました。おそらく所有者もつかまらずにそのままになっているんでしょうが、草木は繁茂し、ゴミはたまり景観がわるくなっていました。
空き家に挟まれている家はつらいなと。
解体するためには100万単位の費用がかかります。荷物の撤去含めるともっとです。それが難しく空き家になっているのでしょうが、町の財政では全て壊すことはできません。壊せたにしてもそれが許されるのならモラルハザードが起き、誰も解体しなくなるでしょう。
町の財政ではなく、別の財源での解体。例えばクラウドファンディングなどではどうでしょう。ふるさと納税と絡めたり、香春町の何らかの組織がクラファンを募集したり。おそらく矢面に立つのは所有者ではなく、地域の人になるのかと。解体することに見合う何か(例えば話し合いの様子を周知したり、解体する代わりに何かのリターンを町に返したり、、、)を作れるのならばありなのかもしれません。
難しいでしょうが、こうでもしないともっともっと空き家は増え続けます。もっと密度の高い地域ではゴーストタウンになっています。
所有者に解体などを促せればいいのでしょうが、なかなか難しい現実があります。そうなってくると点ではなく、その空き家がある組や区の集まりである面にアプローチをかけたらいいのでしょうが、組も機能しなくなっていってます。
では、組の代わりとなる「面」は何なのか・・・課題です。
そんなことを考えながら自転車をこいでいました。
もっともっとこいで、現実とアイデアをすり合わせして解決策を考えて行きます。

投稿者プロフィール

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元地域おこし協力隊が開いた「地域を応援する」不動産屋です。
手島と加藤の二人三脚で活動中。
福岡県田川郡香春町にて事務所を構えて営業しています。
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